インプラント治療
歯を失ったところの顎骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に歯を作ったり、入れ歯を安定させるための装置をつけたりします。
虫歯や歯周病、けがや事故で歯を失った方や、入れ歯が安定しなくてお困りの方にお勧めする治療法です。
当院では、世界的にも信頼性の高いアストラテックインプラント(スウェーデン製)を使用しております。
治療後のメインテナンスについて
手術後のメインテナンスを行っております。
インプラントを長持ちさせるためには、定期的・継続的なメインテナンスが不可欠です。定期検査により、使い心地や状態を確認しながら噛み合わせと衛生状態などチェックしてまいります。
治療の流れ
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1
インフォームドコンセントを十分に行い、インプラント治療の利点・欠点・治療期間・費用などをご説明します。
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2
お口の噛み合わせを診査するための型取りや、インプラントを予定している場所に十分な骨があるかどうか調べるため、CT撮影をします。
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3
インプラントを骨に埋め込みます。
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4
骨とインプラントが結合するまでしばらく待ちます。
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5
インプラントの型取りを行います。
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6
インプラントの上に取り付ける歯の製作をします。
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7
完成。
利点と欠点
利点
- ブリッジのように失った歯の両隣の歯を削る必要がない。
- 固定性なので、入れ歯のような取り外しの煩わしさがない。
- 自分の歯のような見た目の良さと噛みごたえの良さ。
欠点
- 外科的な手術が少なくとも1回は必要。
- 費用が保険治療では認められていない。
- インプラントを埋めるための十分な骨の量が必要。
- 全身的な病気の既往がある方は、インプラント治療が不可能な場合がある。
当院での症例
症例1
向かって左の前歯は歯の根が割れていたので、抜歯してインプラントを埋入、向かって右側はメタルボンドをやり直しました。
症例2
下顎に歯がない総入れ歯の患者様。
入れ歯が動かないようにするために、2本のインプラントを埋入して、入れ歯にクリップを装着し、入れ歯がインプラントに固定されるように設計された入れ歯。(上顎は普通の総入れ歯)