治療方針
当院では、痛いところや、悪いところだけを治療するのではなく、お口の中を細かく診査して、患者様ご自身が気がついていない場所や症状や今後起こりうる問題点を的確に診断し、包括的に治療計画を立てる診療スタイルをとっております。
また、診療には患者様1人ひとりに十分な時間をかけ、丁寧で確実な治療を心がけております。
これは、見た目にも美しく、またバランスよく噛め、長期間にわたり機能する補綴物(入れ歯やクラウン、ブリッジなど)を製作するために非常に重要なことです。
“予防”と“ハイクオリティな治療”をコンセプトとして
当院は、昭和初期に私の祖父が開院しました。それから約80年地域に根ざした歯科治療を患者様に提供してきました。診療内容や治療技術は時代とともに進化し、その時々で治療のコンセプトが変わってきましたが、常に時代に取り残されることなく変化してきました。現在の日本は少子高齢化で、歯科の疾病構造もかなり変化しました。40年前は日本人の子供のお口の中は虫歯であふれ、歯槽膿漏になった歯は抜いて入れ歯でしたが、現在では子供の虫歯は減少し、歯周病の治療法も確立されて、歯を保存する治療、歯の病気にかからないように予防に重点を置く治療にシフトしてきました。しかし、依然として歯周病の罹患率は高く、虫歯も高齢者に多くみられます。
当院のコンセプトは“予防”と“ハイクオリティな治療”です。歯は悪くなってから治すのではなく、悪くならないように予防することが一番大切です。それでも悪くなってしまった時は、細部にこだわった質の高い治療と治療後の定期的なメインテナンスで長期に渡って快適に噛む事が出来るようにします。
穂積歯科医院は患者様の生涯を通じて健康な口腔を維持するお手伝いをすることを使命として日々の診療に当たっております。
当院の特徴
専門医(スペシャリスト)が在籍
当院は分野の異なる専門医(スペシャリスト)の資格を有しているドクターがおります。
また、歯科衛生士や歯科技工士とともにチームを組んで複雑な症例に対応します。
ドクター1人の意見だけではなく、それぞれの立場でどんな治療が可能であるかを検討し、最良の結果を導く努力をします。
日本ではまだなじみが薄いですが、アメリカや北欧の歯科医療先進国ではこのような診療スタイルが確立されており、一般歯科医の他により高度な医療を提供することができます。
当院は米国歯科補綴専門医、日本歯科矯正学会認定医の資格を有するドクターが、複雑な症例に対応しております。
また根管治療(歯の神経)や歯周病の難症例は専門医と連携して、患者様の歯を守るためのベストな提案をします。
日本歯科矯正学会認定医
日本矯正歯科学会が認定する専門医資格で、学会が認定した研修施設で5年以上の臨床経験を持ち、かつ試験に合格した者に与えられる専門医資格。
米国歯科補綴学専門医
ADA(アメリカ歯科医師会)が認定する専門医の1つで、アメリカの歯科大学大学院において、3年間のトレーニングを受け、必要な症例数と試験をパスした者に与えられる資格。入れ歯、クラウン、ブリッジ、インプラント、審美歯科スペシャリスト。
特徴2 マイクロスコープ、歯科用CT導入
当院ではマイクロスコープや歯科用CTを導入し、正確な診断、精密な治療に役立てています。
特徴3 担当制の歯科衛生士によるメインテナンス
当院には4名の歯科衛生士が在籍しております。
患者様一人一人に担当の衛生士が、ブラッシング指導と歯のクリーニングをします。担当制だからこそ分かるブラッシングの上達度合いやお口の中の変化が、虫歯や歯周病の早期発見、早期治療に役立ちます。口腔ケアのプロが、磨き方のコツや歯を健康に保つ方法をお伝えします。
特徴4 常駐の歯科技工士
当院では、院内技工室を完備し、大阪セラミックトレーニングセンターを卒業した常勤の歯科技工士が患者様のお口の中に入るクラウンやブリッジ、入れ歯などを作製しております。
院内に技工士がいることのメリットは、技工士と歯科医師とのコミュニケーションが密なので、歯科医師が意図する形態や色などを的確に技工物に反映でき、質の高い作製物ができます。また、急な入れ歯の修理にも素早く対応できることもメリットの1つです。
一部の院内で作製ができない技工物については、外注技工といって、日本国内でも非常にレベルの高い技工所に依頼しております。
その他の特徴
滅菌ルーム完備 徹底した滅菌消毒・感染対策
当院では患者様に安心して治療を受けていただくため、ヨーロッパ基準を満たすクラスB滅菌器を含め2台のオートクレーブが稼働しております。
滅菌ルームを完備し、感染予防対策に力を入れております。
歯を削るドリルや器具類はすべてパックに詰め滅菌しております。また診療台も患者様ごとに消毒液で清拭し、ディスポーザブルのフィルムで手指の触れるところをバリアしております。
歯科用CT
歯科用CTとは
CTスキャナーとは「コンピューター断層撮影装置」のことです。
通常のレントゲン写真が2次元のみの撮影なのに対し、3次元(水平・垂直・奥行)で撮影できるため見たい断面を自在に表示でき、3D画像での診断が可能です。
しかも、歯の中や骨の中まで立体的に見えるので、正確な治療計画を立てることができるのです。
歯科用CTの特徴
- CTスキャナーで撮影すると歯ぐきの中にある歯を支えている顎の状態がわかります。
- 今までの一般保険検査ではわかりにくかったことが具体的にわかるようになります。
- 病気の進行が立体画像で表示できるので患者さんご自身で見て病状を把握することができます。
歯科用CTの使用について
インプラントの数、長さ、太さをあらゆる方向から診断して正確に決定することができます。神経などを避けて安全な位置、方向、埋める深さを決められます。これまでよりも治療計画を具体的にご説明することができます。
ご質問は当院のスタッフまでお気軽におたずねください。
医院風景
医院外観
院内写真
受付です。ご不明な点などございましたら、お気軽にご質問下さい。
廊下
診療室
各診療室には天窓が設置され、自然の光で室内が明るくなるように設計されております。
診療機器
その他
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